友達とCS2大会を開く方法:チーム分け・トーナメント表・マップ・ルール
Discordの20人グループが金曜の夜を大会に変えようとすると、たいてい3つの壁にぶつかる。誰かが「強い方だけ集まったチーム」と文句を言わない形でどうチームを分けるか、実際に使える時間に収まる形式はどれか、そして最初のラウンドが始まる前にマップ・MR12・オーバータイムといった試合ルールを決めておかないと途中で揉めることだ。この記事は具体的な数字でこの3点を解決する。
何人いれば何チーム組めるか
CS2の1チームは5人。余りが出るなら、接続が切れたり早く抜けたりする人のために各チーム1人の控えを用意しておくと安心だ。
| 参加人数 | 5人チーム | 控えとして余る |
|---|---|---|
| 10人 | 2チーム | 0人 |
| 15人 | 3チーム | 0人 |
| 20人 | 4チーム | 0人 |
| 22人 | 4チーム | 2人(各チーム1人) |
| 25人 | 5チーム | 0人 |
よくある失敗は、仲の良さでチームを組んでしまうことだ。毎日一緒に遊んでいるグループがそのまま1チームになると、他のチームより圧倒的に強くなり、2回戦で大会の面白さが失われる。対策は、仲の良さより先に実力で並べ替えること。
- 各プレイヤーに1〜5の自己評価をつけてもらう(ランクマッチで遊んでいるグループならCS2のPremier Ratingを使ってもいい)。
- リストを高い順に並べる。
- ジグザグに配分する。1番目はチームA、2番目はB、3番目はC、4番目はD。次の4人組では順番が逆になり、5番目はD、6番目はC、7番目はB、8番目はA、というように最後まで繰り返す。
このスネークドラフト方式なら、上位5人を1チームに集中させず、実力の高い人と経験の浅い人を全チームに均等に配分できる。参加者リストがあってこの計算を自動化したいなら、Squadbのチーム分けツールが名前リストからこの配分を自動で行う。
チームが決まったら、コールする人(IGL)、サイトに最初に入る人(エントリーフラガー)、AWPを持つ人を決めよう。各役割の詳細はCS2の役割解説を、CS2チームに必要な人数の詳細はCS2チームは何人かを参照してほしい。
形式:それぞれどれくらい時間がかかるか
友達大会で使う3つの形式――トーナメント、総当たり、グループ+決勝トーナメント――はCS2でも同じだが、試合時間が変わる。各形式の試合数の計算式は友達とサッカー大会を開く方法で詳しく解説している。CS2にはサッカーのような固定の試合時間がなく、片方のチームがスコアを決めた時点で終わる。
Bo1(MR12・1マップ)は veto と陣地交代を含めて35〜50分が目安。Bo3(3マップ制)は準決勝・決勝の標準形式で、最後まで行けば1時間30分〜2時間30分ほどかかる。
| チーム数 | 形式 | 試合数 | 目安時間(Bo1) |
|---|---|---|---|
| 4 | トーナメント | 3試合 | 約2時間 |
| 8 | トーナメント | 7試合 | 約5時間 |
| 8 | グループ(4人×2)+決勝T | 15試合 | 約9時間 |
一晩で収めるには、グループステージを全てBo1にして、Bo3は準決勝と決勝だけに絞るのが定番だ。8チーム以上なら、グループステージと決勝トーナメントを2晩に分けることも検討しよう。
トーナメント表の組み方
形式を決めたら、誰と誰が当たるかを決める番だ。ラウンド数、チーム数が2の累乗でない時の不戦勝の扱い、強豪同士が早く当たらないようにする組み方――これらはどのスポーツでも共通のルールだ。8チームのトーナメント表が4・6チームの場合も含めて手順を解説しており、CS2の大会にもそのまま使える。
マップ:現在のプールとvetoのやり方
サッカーやバレーボールと違い、CS2では試合ごとにマップも決める必要がある。これは大会ルールの一部であり、省略できない。
2026年8月時点でPremierモードやプロシーンで使われているActive Dutyプールは7マップ:Ancient、Anubis、Cache、Dust II、Inferno、Mirage、Nuke。Valveはこのプールを定期的に入れ替えており、2026年7月にはCacheがOverpassと入れ替わった。大会の直前にCounter-Strike公式サイトで最新のプールを確認しておこう。
Bo1(1マップ)。 両チームが交互に1マップずつBANし、残り1マップになるまで続ける。チームAがBAN、チームBがBAN、これを3回繰り返し、誰もBANしなかった7番目のマップをプレイする。
Bo3(3マップ制)。 BANとPICKを交互に行う。チームAがBAN、チームBがBAN、チームAがPICK(1マップ目)、チームBがPICK(2マップ目)、チームAがBAN、チームBがBAN、残った1マップが1-1になった場合のデサイダーになる。
各チームで誰がvetoを担当するか(通常はIGL)、どちらが先にBANするかは事前に決めておくとその場での揉め事を防げる。
MR12・オーバータイムと事前に決めておくべきこと
競技CS2はMR12形式で、各サイド12ラウンド、レギュレーション合計24ラウンド、先に13ラウンド取った方が勝ち。12-12ならオーバータイムに入る。
オーバータイムはMR3ブロック制。各サイド3ラウンド、1ブロック計6ラウンドで、ブロック内で先に4ラウンド取ったチームがマップを取る。3-3ならもう1ブロック行い、決着がつくまで繰り返す。各プレイヤーはオーバータイム開始時に10,000の所持金でスタートし、フルバイができる。
- タクティカルタイムアウト。 1試合あたりの回数を決めておく(アマチュア大会ではチームあたり1〜2回の短い休憩が一般的)。
- 陣地交代。 MR12では12ラウンド後に自動的に交代するので合意は不要だが、初めての人には伝えておこう。
- 賞品がある場合のアンチチート。 賞品のない仲間内の大会ならアンチチートは不要なことが多い。お金やギフト券など本物の賞品がある場合は、Steamのカスタムロビーではなく、アンチチートが有効なプラットフォームでプレイしよう。
どこでプレイするか:サーバー、ロビー、アンチチート
CS2自体のカスタムロビー(Steam経由でプライベートロビーを作り、サーバー設定でMR12を設定する)は、信頼し合う仲間内の、賞品なしの大会には十分機能する。無料で、どのプラットフォームのアカウントも不要だ。
賞品がある場合、参加者が多い場合、あまりよく知らないチーム同士が対戦する場合は、FACEITやESEAのようなプラットフォームで試合を行うのがよい。専用サーバーと統合されたマップvetoに加え、両方とも独自のアンチチートを備えており、アマチュア大会で最も多い揉め事の原因――誰かがチートを使っているのではという疑い――を排除できる。どちらも友達大会には十分な無料プランがある。
どのプラットフォームでも、決着がつく試合のデモ(GOTVかプラットフォーム標準の録画機能)は必ず残しておこう。物議を醸すラウンドの言い争いを、誰の言葉も借りずに解決できる。
最初のラウンド前のチェックリスト
- チームは仲良しではなく実力で分けたか
- 形式は実際に使える時間に合わせてテストしたか
- トーナメント表を組み、全員が見える場所に置いたか
- マッププールを公式サイトで確認し、veto方式(Bo1かBo3)を決めたか
- MR12・オーバータイム・タイムアウト回数・陣地交代を文書で合意したか
- サーバーかプラットフォームを決め、賞品があればアンチチートを用意したか
よくある質問
FACEITやESEAなしでCS2大会は開けるか。 開ける。賞品のない友達大会ではむしろこちらが一般的で、ゲーム自体のカスタムロビーでMR12設定とマップの手動選択が可能だ。賞品があったり、グループがよく知らない相手と対戦する場合にプラットフォームの価値が出てくる。
全ての段階をBo3にする必要はあるか。 ない。グループステージや決勝トーナメント序盤はBo1にして、1マップの結果で大きく決めたくない準決勝と決勝だけBo3にするのが一般的だ。