8チームのトーナメント表:ノックアウト方式の組み方を手順で解説
8チームなら、ノックアウト方式のトーナメント表はきれいに収まる。準々決勝4試合、準決勝2試合、決勝1試合、合計7試合を3ラウンドで行う。6チームや7チームの場合と違い、枠が余って1チームが不戦勝で次のラウンドに進むことはない。8という数字が最も組みやすいのは、ちょうど2の累乗に一致するからだ。
以下では、このトーナメント表の組み方、上位2チームを離しておくシードのルール、3位決定戦をどうするか、そして参加チーム数が8ちょうどにならなかった場合(7チームや9チーム)の調整方法を紹介する。ノックアウト方式と他の大会形式のどちらにするか迷っている場合は、友達とサッカー大会を開く方法で形式ごとの違いを比較してから決めるとよい。
8チームのトーナメント表の構成
ノックアウト方式のトーナメント表は、必ず2の累乗の枠数(4、8、16)が必要になる。各ラウンドでチーム数が半分になっていくからだ。ちょうど8チームの場合、構成は次の通り。
| ラウンド | 試合数 | 関係するチーム数 |
|---|---|---|
| 準々決勝 | 4 | 8 |
| 準決勝 | 2 | 4 |
| 決勝 | 1 | 2 |
| 合計 | 7 | — |
ノックアウト方式の総試合数は常にn−1(チーム数マイナス1)になる。1試合ごとに必ず1チームが敗退し、最後に優勝チームが1つだけ残るからだ。8チームなら8−1=7試合。
シードの分け方
グループに何らかの事前ランキングがある場合——過去の大会の成績、予選リーグの結果、あるいは単に「どのチームが強いか」という共通認識でもいい——それを使ってトーナメント表を組む方が、完全にランダムに抽選するよりも良い。この配慮がないと、大会で最も強い2チームがトーナメント表の同じ側に入ってしまい、準決勝で早々に対戦することになる一方、反対側は決勝までの道のりが楽になってしまう。
ルールはシンプルだ。上位2つのシード(シード1とシード2)はトーナメント表の反対側の半分に配置し、決勝でしか対戦できないようにする。次にシード3とシード4を、それぞれ半分ずつに振り分け、準決勝より前にシード1やシード2と当たらないようにする。チームを1(最強)から8(最弱)まで番号付けすると、準々決勝の組み合わせは次のようになる。
- Aブロック:1 対 8、4 対 5
- Bブロック:3 対 6、2 対 7
シード1とシード2は異なるブロックに入り、それぞれ自分側の最弱チーム(8と7)と最初に対戦するため、厳しい対戦は後のラウンドに回される。これはテニス、チェス、eスポーツのトーナメント表でも使われている同じ考え方だ。目的は本命チームを楽にすることではなく、抽選そのものが早すぎる段階で優勝の行方を決めてしまうのを防ぐことにある。
グループにランキングがまったくない場合——初めて対戦するチーム同士、あるいは単なる親睦目的の大会など——8組の対戦をすべて完全ランダムに抽選しても何の問題もない。シードのルールは、根拠となる実際の情報がある場合にのみ意味を持つ。無理にランキングを作っても意味はない。
完成したトーナメント表、手順ごとの流れ
8チームが決まったら(シードの有無にかかわらず)、トーナメント表は次のように進む。
準々決勝
- 試合1:チームA 対 チームB
- 試合2:チームC 対 チームD
- 試合3:チームE 対 チームF
- 試合4:チームG 対 チームH
準決勝
- 準決勝1:試合1の勝者 対 試合2の勝者
- 準決勝2:試合3の勝者 対 試合4の勝者
決勝
- 準決勝1の勝者 対 準決勝2の勝者
チームがまだ編成されておらず、参加者リストしかない場合は、トーナメント表を確定させる前にそこを片付けよう。Squadbのチーム分けツールを使えばグループを自動で分けられ、そのあとでトーナメント表の作成に進める。
3位決定戦は必要か
必須ではないが、簡単に組み込める。準決勝で敗れた2チームが決勝の前に対戦し、3位を決める。これによってトーナメント表に試合が1つ増える(合計7試合から8試合に)ため、コートや会場の予約時間もその分1ラウンド多く必要になる。
次のような場合はやる価値がある。
- 3位に賞や表彰があるとき
- 決勝後にコートの時間が余っているとき
- 準決勝で敗退したチームが、ただ決勝を見るより、もう1試合したいと思っているとき
時間がすでにぎりぎりの場合は割に合わない。その場合、仲間内の大会の多くはこの試合を省き、余った時間を優勝決定だけに使う。
ちょうど8チームでない場合:7チームや9チームへの調整
8チームのトーナメント表がきれいに収まるのは、参加チームがちょうど8のときだけだ。実際には、参加者リストを締め切る段階で1チーム多かったり少なかったりすることがよくある。
7チームの場合。 7より大きい次の2の累乗は8なので、トーナメント表に1枠余る。この枠は不戦勝(シード休み)になる。この権利を得たチームは1回戦を戦わず、そのまま準決勝に進む。残りの6チームは通常通り準々決勝の3試合を行う。総試合数はn−1=6のまま変わらない。ランキングがある場合、この不戦勝の権利はシード1に与えられる。これは事前の成績が最も良かったチームへのご褒美だ。
9チームの場合。 ここでは次の2の累乗は16になり、16枠のトーナメント表では7つもの不戦勝が生まれてしまう。わずか9チームしかいないグループにとっては、空き枠の大きな無駄になる。この場合によく使われる解決策は予選ラウンドだ。ランキングの下位2チーム(ランキングがなければ抽選で選んだ2チーム)が、準々決勝の前に追加の1試合を行う。この予選ラウンドの勝者が8チームの枠を埋め、以降は上で説明した通りにトーナメント表が進行する。これにより、トーナメント表を不戦勝で水増しする代わりに、追加試合を1つだけ(合計8試合)に抑えられる。
以下の表は両方のケースをまとめたものだ。
| 参加チーム数 | 調整方法 | 総試合数 |
|---|---|---|
| 7 | 不戦勝1つで準決勝に直行 | 6 |
| 8 | 調整なしのトーナメント表 | 7 |
| 9 | 下位2チームによる予選ラウンド | 8 |
よくある質問
8チームのノックアウト方式トーナメント表は何試合になる? 3位決定戦を除けば7試合。含めると8試合になる。
何ラウンド必要? 3ラウンド:準々決勝、準決勝、決勝。試合時間を短めにすれば、土曜の午前中だけで3ラウンドとも終えられることが多い。
一緒にプレーしたことがないグループでもシードは必要? いいえ。事前のランキングがなければ、8組の対戦をすべてランダムに抽選するのが最も公平な方法だ。シードのルールは、その裏付けとなる実際の情報がある場合にのみ役立つ。
チーム数がちょうど8でない場合、何が変わる? 7チームなら1チームが準決勝に直行する。9チームなら、下位2チームが準々決勝の前に予選ラウンドを行い、8チームに絞り込む。